収入・無収入申告書は収入の有無を確認するための条件になる
生活保護を受給するために、収入がない・低収入という条件があります。
生活保護の申請には生活保護申請書を提出することが、原則として条件となりました。
その申請書の内容を確認するために、さらに提出する必要があるのが「収入・無収入申告書」です。
ここでは、生活保護を申請するための条件になる「収入」を調査するための「収入・無収入申告書」について紹介します。
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収入・無収入申告書に書く内容
↑例 横浜市の収入申告書
収入・無収入申告書には、家族の中での義務教育中でない世帯全員分を提出します。
中学生の子供の分は必要なく、高校生でもアルバイトをしていたりしたら、収入報告書に書く必要があります。
期間は、申請の当月・前3ヶ月分の稼働収入・仕送りその他の収入について書きます。
金額の他にも、必要経費や収入を得た場所も申告します。
必要経費は後で控除(差し引かれ)されます。
収入がない場合は、その理由を記入します。
預金通帳で詳細を確認される
収入・無収入申告書を記入していると同時に、預貯金の通帳のコピーもされます。
生活保護を受ける調査で、振込日付との照合もされます。
例えば、家賃です。
家賃の場合は、定期的にしはることが多いので、振込の日付でわかります。
借金の場合は収入に書く
友人からお金を借りていて、返済したのが通帳から友人への振込だったりした場合にも申告する必要があります。
友人に返済したということは、借りていた、ということなので、収入に当たるんですね。
友人からの借金の場合には、「仕送り等その他の収入」のところに書くことになります。